
▲MiR250(出所:MiR)
国際デンマークに本社を置くロボットメーカーのMobile Industrial Robots(MiR、モバイル・インダストリアル・ロボット)は7日、大手自動車部品メーカーのデンソーが、米テネシー州アセンズ市にあるパワートレイン工場に、AMR(自律走行搬送ロボット)の「MiR250」を6台導入したと発表した。
それによると、デンソーが試験運用したところ、それまで台車の搬送業務に従事していた6人の作業員を、付加価値の高い別の業務へ配置転換できたとし、ロボット導入の成果を紹介している。
MiR250は、部品を製造ラインに運ぶジャストインタイム生産に寄与し、工場の現場でロボットを支持する声が広がり、保守用品やスペアパーツの搬送にもロボットを使ってほしいとの要望が出ているという。
また、デンソーは別の業務に配備するため、新たに「MiR500」を5台導入した。現在、デンソーの米国の4拠点と欧州の3拠点、アジアの2拠点で、MiRのロボットが稼働しているという。

▲デンソーのパワートレイン工場で稼働する「MiR250」
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