フードかどや製油は22日、横浜市で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD9)で、国際農業開発基金(IFAD)、Olam Agri(ナイジェリア)、MCアグリアライアンス(東京都千代田区)と、ナイジェリアでのごまの持続可能なサプライチェーン構築に関する意向表明書(LOI)を締結したと発表した。

(出所:かどや製油)
日本はごま種子のほぼ全量を輸入に依存し、ナイジェリアはその主要供給国として長年重要な役割を担ってきた。しかし同国では天候不順やインフラ未整備による供給不安に加え、貧困といった社会課題も深刻化している。こうした背景を踏まえ、かどや製油は小規模農家の生計向上と栽培環境改善を支援し、高品質なごまの安定調達を図る。
ごま油の世界需要は拡大を続けており、日本市場にとどまらず米国など海外でも成長が見込まれる。今回の連携は、供給地の持続可能性確保と同時に、日本国内の食品加工や物流における安定供給を支える基盤となる。
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