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大阪港でCONPAS動作試験、コンテナ物流を効率化

2023年2月15日 (水)

ロジスティクス阪神国際港湾(神戸市中央区)は15日、大阪港の夢洲コンテナターミナル(DICT)での効率化システム、CONPAS(コンパス、Container Fast Pass=コンテナ・ファスト・パス)の試験運用予定を発表した。第3回の試験運用を2月20日に、第4回を3月6日から17日まで土日を除いて行う。

コンパスは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流を効率化し生産性を向上させることを目的に、国土交通省が開発した。阪神港でのコンパス試験運用は、これまで神戸港で3回、大阪港DICTで2回実施してきた。

第3回試験では、大阪港では初となる輸出コンテナ(搬入・実入り)を対象にし、ダミーコンテナのデータを用いて、コンテナ搬入情報の事前照合機能の動作確認を行う。

▲CONPASを活用した輸出コンテナ(搬入、実入り)の流れ(クリックで拡大、出所:阪神国際港湾)

第4回試験では、輸入コンテナ(搬出・実入り)を対象に、ゲート処理運用の検証や、待機場を活用したコンパス運用ルールと動線の確認、コンパスとTOS(ターミナルオペレーションシステム)の連携確認を行う。参加事業者数はDICTでの第2回試験運用より増やす。ターミナルオペレーター1社のほか、海運貨物取扱業者は13社(第2回では11社)、海上コンテナ輸送事業者は27社(11社)の参加を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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