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パナコネクト、現場の映像データ活用を効率化

2023年2月27日 (月)

サービス・商品パナソニックグループでB2Bソリューションの中核企業、パナソニックコネクト(東京都中央区)は24日、倉庫や工場、店舗、高速道路やダムなど、さまざまな現場の映像データを管理し活用するクラウドサービス「Cameleo」(カメレオ)を3月29日から提供すると発表した。セキュリティーカメラなどの多様なカメラや機器で記録された映像・画像データと多様なアプリケーションとを連携させ、現場映像を活用した業務の革新・効率化を実現する。

発表によると、近年、5Gの普及に伴い大容量のデータ通信が可能になったことで、映像データの活用によるDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速している。セキュリティーカメラも、これまでの監視・防犯目的での狭い利用領域にとどまらず、人やモノの動きを可視化・分析することによって提供サービスの高度化や効率化が期待されている。

同社は、こうしたニーズに対応できるカメラデータプラットフォームを開発しており、2022年11月に一部機能をベータ版として提供開始。今回、全機能を利用できる正式版の現場映像活用サービスとして提供を行う。

このサービスの主な特徴としては、パソコンやスマートフォンから利用でき、蓄積データの管理と動画・静止画の再生のほか、現場設置カメラの遠隔操作もできる。高精細の画像解析が可能で、豊富なAPIによりさまざまなシステムと連携する。ユーザーの用途に合わせて、機能レベルの高・低(ベーシックとプロ)と、静止画・動画の違いに沿って、4通りの組み合わせでサービスを提供する。

▲(左から)パソコン、スマートフォンでの操作画面イメージ(出所:パナソニックコネクト)

同社は一緒にサービスを拡販・展開するパートナー企業を募っている。サービス自体を販売する企業や、このサービスを活用してアプリを開発する企業、セールス支援、開発支援、プロモーション支援など、それぞれの企業の目的に沿った協力の仕方ができるという。現在、ベータ版の段階でもパートナー企業との運用を開始しており、すでに5社が加入した。23年度中の40社加入を目標として、さまざまな企業に参加を呼び掛けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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