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庫内カメラ映像を高精度AI分析、NECが技術開発

2023年3月2日 (木)

サービス・商品日本電気(NEC)は2日、作業現場などに多数設置されているカメラ映像をリアルタイムかつ高精度に分析できる「アプリケーションアウェアICT制御技術」を開発した、と発表した。同技術は今後、物流倉庫や建設現場などで実証を行い2023年度中の実用化を目指す。

発表によると、2種類のAI(人工知能)により、映像内の重要領域の予測と処理の動的分散を実現。大量の映像データでも領域ごとの重要度や通信負荷に応じて、処理をエッジデバイスとクラウドに最適に割り振り、処理能力や通信帯域が限られた環境での映像分析を可能にした。

▲映像分析AIで処理すべき領域を予測する(出所:NEC)

近年、物流現場などでは業務改革や安全性向上を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速し、特に現実空間の活動をデジタル空間で再現するデジタルツインが注目されている。このため現場に多数のカメラを設置し、行動認識などの高度な映像分析AIを活用し、作業進ちょくの状況などを把握するニーズが高まっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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