M&A福山通運は2日、電気配線工事などを手掛ける協永電機(兵庫県加古川市)と3月1日付で、電気設備工事の拡充に関する業務提携を締結したと発表した。福山通運は、同社の発行済株式100%を取得することでも合意し、業務・資本提携契約書に調印したことも明らかにした。
電気設備、電気通信事業は今後の成長可能性が高いと判断し、主力の輸送領域以外の事業強化に乗り出す。
発表によると、協永電機は1974年に創業。電気をつくる変発電所から工場、店舗、道路、学校といった公共施設から住宅まで、幅広く電気・管設備工事を行っている。
福山通運は今回の提携により、協永電機が持つノウハウや情報の提供を受ける。協永電気は福山通運の全国ネットワークを活用し、主体とする地元の兵庫県以外での拡販に注力する。
両社が共通で太陽光発電設備の導入など再生可能エネルギー分野において事業強化に取り組み、トラック事業者として環境に配慮した社会づくりも推進する。
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