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セイノーなど、災害時のドローン配送を被災地で

2023年3月3日 (金)

環境・CSRセイノーホールディングス(HD)や北海道厚真町、ドローン事業を手掛けるエアロネクスト(東京都渋谷区)など5者は2日、ドローンによる災害時を想定した避難所への救援物資配送の実証を行った。次世代高度技術を活用した新たな物流サービス構築が目的で、セイノーHDとエアロネクストが開発推進する、ドローン配送と陸送を融合した新スマート物流「SkyHub」(スカイハブ)の社会実装に向けたもの。

 
▲(左から)物流ドローン、配送された救援物資(出所:セイノーホールディングス)

発表によると、同町は2018年に最大震度7を記録した北海道胆振(いぶり)東部地震で被災した。実証は災害で道路が寸断され、陸路での物資輸送が困難になった状況を想定して行われた。ドローンを使った物資の配送だけでなく、上空から町内の被災状況を確認できるかも検証した。

今後は「買い物難民」を対象に、買い物代行サービスの検討も進め、医薬品やフードデリバリー、共同配送といった領域への進出に取り組み、地域活性化に貢献していく。

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