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進和、中国で分割式スクリュー生産を開始

2012年9月25日 (火)

アパレル進和は25日、中国製造子会社の煙台三拓進和撹拌設備維修が、今月から樹脂などを混練押出しするための分割式スクリューの一貫生産を開始する、と発表した。

煙台三拓進和は2010年9月に操業を開始、当初は主に「ゴム・樹脂用混練機」の部品加工・製造を手掛けていたが、日中両国で分割式スクリューの需要を取り込むため、真空焼入炉などの設備を新規導入し、素材を最終製品に加工するまでの一貫生産を開始するもの。

設備導入に伴う投資額は3000万円で、5月に実施した100万ドルの増資資金でまかなう。

分割式スクリューの今年度売上見込みは日本円ベースで2000万円。一貫生産の実現に伴い、生産性の向上と外注費用などのコスト削減を図ることで、価格競争力の向上につなげる。

これにより、13年に8000万円、14年には1億2000万円の売上げを見込む。