進和、名古屋市の2工場を集約、生産効率化

拠点・施設進和は25日、ジョイテックセンター第1工場（JTC1、名古屋市守山区）を閉鎖し、来年8月をメドに第2工場（JTC2、同）に機能を移管・統合すると発表した。

取引先の仕様変更に伴い、これまでJTC2で生産してきた車載用ニッケル水素電池部品の量産製造を2013年3月末に終了することから、関連設備の廃棄、一部増改築によって生産スペースを確保できることになり、これまで2工場に分散していた生産機能を集約・統合することにしたもの。

閉鎖するJTC1は土地2320平方メートル、建物面積3524平方メートル。拠点集約により、受注変動に柔軟に対応できるようにし、生産効率の向上を図る。また、管理コスト、労務コストも削減し、統合効果として月間1000万円のコスト削減を見込む。統合費用は、JTC2の増改築工事などで1億2000万円を投資する。

■ジョイテックセンター第1工場の位置
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