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和歌山卸売市場から京都に当日配達、JR西と日通

2023年3月17日 (金)

フード和歌山市と西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本通運などは17日、同市中央卸売市場の鮮魚を京都府内の飲食店に当日配達する貨客混載輸送を、24日に実証すると発表した。

発表によると、同卸売市場の事業者は、2024年に運送業者の時間外労働の上限規制が開始されるのを機に、新鮮な食材を県外の飲食店に提供するに当たり、今まで以上に時間がかかることを懸念しているという。同市は課題解決のためJR西と日通に協力を依頼し、今回の実証が実現した。

従来は卸売市場で10時に引き取られた鮮魚が翌12時までに県外飲食店に届けられていたところ、実証では競り当日の15時までに届けるようにする。まず、卸売市場から和歌山駅まで仲卸業者が商品を輸送し、9時50分発の特急「くろしお12号」に貨客混載。11時17分に京都駅に届いた商品を、今度は日通が京都府内の飲食店へ配送する。これにより、従来より24時間早く飲食店に配達できるとしている。

▲実証のイメージ(クリックで拡大、出所:和歌山市)

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LOGISTICS TODAY編集部
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