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西鉄中計、フォワーディング強化や拠点拡充目指す

2023年3月24日 (金)

ロジスティクス西日本鉄道は23日、2023年度から3年の中期経営計画を発表した。物流事業については、フォワーディング事業の拡大やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、関東での新拠点設立などを目指す。

(イメージ)

発表によると、物流事業の3か年計画では、国際物流を中心に「構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築」「成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出」「サステナブル経営の強化」を3本柱とした。「構造改革」では、国際物流事業グループに全体を管理・統括する組織の設置を検討する。DX推進による営業強化と業務効率化も進める。

「成長事業の拡充」では、まずフォワーディング事業の拡大を目指し、機動的な対応による物量の拡大やプロキュアメント(調達)戦略による原価低減を図る。専門性の高い危険品や食料品、医薬品・医療機器の分野も強化する。次に足元の九州での事業を強化する。福岡ロジスティクスセンターを活用した九州内の輸送サービスの充実、半導体産業集積が進む熊本地区での事業拡大を進める。さらに、関東エリアでも新たなロジスティクスセンターを設立し、海外拠点は現在の29か国・地域の121都市から35か国・地域の135都市に拡充する。

「サステナブル経営」では、コンテナラウンドユースやモーダルシフトの推進で環境に配慮した物流に取り組み、CO2排出量の把握、削減を進める。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)シナリオ分析に基づくロードマップも策定する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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