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セブン&アイ、GLP流山施設にG共通の食品製造拠点

2023年3月27日 (月)

▲アルファリンク流山5(出所:セブン&アイ・ホールディングス)

拠点・施設セブン&アイ・ホールディングスはこのほど、子会社の食品製造会社、Peace Deli(ピースデリ、東京都千代田区)がスーパー向けの食品工場を千葉県流山市に開設したと発表した。ことし2月に竣工した日本GLP(東京都中央区)の大型物流施設「ALFALINK流山5」(アルファリンク流山5)内に開設したもので、「Peace Deli流山キッチン」の施設名で3月28日から稼働を開始する。

アルファリンク流山5は、大手食品卸売会社の三井食品(東京都港区)が常温・冷蔵・冷凍の3温度帯物流センターとして一棟全体に入居しており、ピースデリが三井食品から東棟1階(7900平方メートル)の転賃貸を受けた。ピースデリ流山キッチンはセブン&アイグループでは初めてとなるグループ企業共通インフラで、スーパーチェーンのイトーヨーカドー・ヨークの首都圏200店舗に向けて商品を供給する。今後、セブン‐イレブン店舗やイトーヨーカドーネットスーパー専用商品の供給なども予定している。

精肉や鮮魚といった生鮮品の加工やミールキットを製造する。加工した肉や魚は、徹底した温度管理のもとで、最新の包装機により販売期限をこれまでより延長できる。例えば、肉などのパックに保存に適した気体を封入して販売期限を延長する。刺身の品質を維持したまま冷凍する新しい冷凍設備も導入し、高品質の冷凍刺身を製造する。「ノントレー包装」というプラスチックの使用を減らす環境配慮型の製造設備も導入し、高品質・高鮮度で環境にもやさしい商品を各店舗に効率よく安定的に供給していく。物流センター併設による高効率な配送で、配送車両の削減によってCO2排出も抑制するという。

 

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