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GLP、流山市で「アルファリンク5・6」着工

2021年5月13日 (木)

▲GLP アルファリンク流山5・6の完成イメージ

拠点・施設日本GLPは13日、千葉県流山市で開発中の「GLP アルファリンク流山5」と「GLPアルファリンク流山6」の起工式を執り行った。全8棟で構成する「GLPアルファリンク流山」のうち中心エリアに位置する2棟で、合計の敷地面積は11万3000平方メートルに及ぶ。

延床面積は流山5が16万6000平方メートル、流山6が6万8000平方メートル。構造はともに地上4階建てで、免震のプレキャストコンクリート造。2023年1月に完成する。

同社によれば、両施設は関東全域への配送拠点と都心へのラストワンマイル配送拠点の2つの機能を期待できるほか、雇用確保の点においても優れる。施設内にはカフェテリアや託児所などに加えて、地元での起業や拠点開設を支援するためのスモールオフィス、地域向けのイベントやセミナーなどに利できるマルチスペースなども設ける。

なお、GLPアルファリンク流山5については、三井食品(東京都中央区)が常温の自動倉庫を有する3温度帯物流センターとして利用する。冷凍・冷蔵向け賃貸型物流施設の需要増が見込まれる中、日本GLPは食品系テナントの割合を過去3年間で倍近く伸ばしており、賃貸面積は09年から20年までの間、年平均11%増の成長を続けているという。

▲GLPアルファリンク流山全体の完成イメージ

▲(左)日本GLPの帖佐義之社長と(右)三井食品の萩原伸一社長