ロジスティクスサカイ引越センターは3月30日、滋賀大学と産学連携協定を締結したと発表した。サカイ引越が保有するデータを滋賀大に提供し、新しいビジネスモデル構築の分析・研究の材料にしてもらい、学生のビジネススキル向上にも寄与するとしている。
両者は協定で、データサイエンスの利用によるビジネス分野における課題解決▽SDGs分野の発展▽講師派遣、インターンシップ受け入れ、人材採用・育成▽データサイエンス分野の社会人教育――で提携するとしている。滋賀大学竹村彰通学長は締結式にて、「引越事業に関するデータは人口の移動を反映し、地域の生活や産業にも密接に関連している。今回の連携は滋賀県をはじめとする地域の課題解決、地方創生に貢献するものと考えている」と述べた。
サカイ引越の田島哲康社長は、「市場動向を正確に把握するために、同社の引越サービスを通じて得た情報、すなわちビッグデータの活用は欠かせない」とし、「滋賀大学のデータサイエンスをはじめとしたさまざまな知見を取り入れることで、同社の保有するデータに価値が生まれる。学生の価値観を含めた新しい視点を、新ビジネスの創造に取り入れていきたい」と協定締結の有効性を語った。
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