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郵船ロジ・岡本社長「自由な視点で新たな価値創出を」

2023年4月4日 (火)

ロジスティクス郵船ロジスティクスの岡本宏行社長は3日、入社式で新入社員を歓迎するあいさつを行った。岡本社長は「新型コロナウイルスの流行が始まってから4年目に入り、日本社会が転換期を迎えていることを踏まえ、顧客の物流を止めないためにデジタル技術を活用しながら、顧客に寄り添ったサービス提供をしていく」との考えを示した。

また、昨年発表した「ESGストーリー」に基づき、社会課題解決に向けて協働することで、サステナビリティの実現を目指すと述べた。さらに「物事の本質を見極め、徹底してサービス品質の向上に取り組むことで、新しい価値を創造する取り組みが重要」と説明した。

最後に岡本氏は「Create Better Connectionsというブランド・プロミスに基づき、従業員一人一人が主役となり、活躍できるフィールドがある」と強調し、新入社員の活躍への期待を述べた。

■挨拶詳細

皆さん、入社おめでとうございます。新型コロナウイルスの流行が始まって4年目に入り、日本社会も転換期を迎えるなかで、私たちと一緒に働くことを選んでいただきありがとうございます。本日62名の皆さんが郵船ロジスティクスの一員として新しい仲間になったことを心から歓迎します。

当社は2017年に策定した中長期経営計画「TRANSFORM 2025」の達成に向けて最終フェーズの始まりとなる年度に入りました。目まぐるしく移り変わる世界情勢のなかで、私たちを取り巻く環境は日に日に不透明感を増していますが、お客様の物流を止めないためにデジタル技術を活用しながら、これまで以上にお客様に寄り添ってサービスの提供をしていきます。また、昨年当社は郵船ロジスティクスグループESGストーリーを発表しました。ESGの視点で物事を捉え、社会課題解決に向けてさまざまな企業の懸け橋となり協働することで、サステナビリティの実現を目指します。

当社ミッションに掲げているように「物事の本質を見極める力(インサイト)を働かせ、徹底してサービス品質(サービスクオリティー)の向上に取り組み、新しい価値を創造すること(イノベーション)」を念頭に置いた取り組みが非常に重要になります。お客様と共に持続可能な成長を生み出す戦略的パートナーとして、また、ESG経営を成長戦略に掲げるNYKグループの中核企業として、今後も持続可能な長期的視点に基づいた取り組みを推進していきます。お客様の成功になくてはならないロジスティクスパートナーとして、マーケットの変化に向き合い、お客様が本当に求めている潜在的なニーズを理解し、「世界で認められ選ばれ続けるサプライチェーン・ロジスティクス企業」になっていきましょう。

当社は、グループ経営理念を集約する言葉として、ブランド・プロミスに「Create Better Connections」を定めています。いかに、より高い価値の提供を継続的に実現していくのかという私たちの姿勢を表した言葉であり、共に働く仲間、お客様、パートナーをはじめとするすべてのステークホルダーと世界中でより良い関係を築き、それを積み重ねていくことで、豊かな未来につないでいきたいという意味が込められています。当社では一人一人が私たちの価値観に基づく9つの行動モデルに沿って行動し、「Create Better Connections」を合言葉に、国内外の仲間と連携したチームプレーでお客様にサービスを提供しています。

今日から皆さんは郵船ロジスティクスの一員となりました。当社のグループ経営理念を念頭に、法令順守はもとより常に高いコンプライアンス意識を持ち、一人一人が持っている新しく自由な視点を大切にしながら挑戦し続けてください。これからの郵船ロジスティクスを創るのは皆さんです。当社には従業員一人一人が主役となり、活躍できるフィールドがあります。同期はもちろん、上司や先輩から多くのことを吸収し、皆さんならではの新しい価値を創出してください。そしてお客様に徹底的に寄り添い提案を行うことで、更なる飛躍を目指していきましょう。皆さんの活躍に期待しています。

岡本宏行社長