独マン、EVトラックが極寒テストに合格

国際独マンは現地時間の5日、同社のEV（電気自動車）トラック「マン・eトラック」が冬の北極圏という極寒のテストに合格したと発表した。

昨年12月から2023年3月にかけ、同社が北スウェーデンで行っている毎年恒例の冬季テストに、大規模なシリーズ化を予定しているeトラックを走行させたもので、このテストによって、マン・eトラックが日常航続距離600-800キロに適していること、「氷・雪・マイナス40度までの低温」でも問題なく動作することを示した。

（出所：マン）

電気試験走行は24年の市場投入を見据え、極寒の条件下で運転機能、航続距離、空調、充電動作を検証した。

30人のテストエンジニアが厳しい冬の寒さ、吹雪、昼間の時間が短い4か月間を過ごし、今後のシリーズ生産ラインのさまざまなバッテリー、電動モーター、トランスミッション、軸、キャビン設定を持つ4つのプロトタイプで、バッテリーパックの冷却、熱管理、パワートレイン部品の相互作用、制御、極端な冬の条件下での充電動作などをテストした。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com