ロジスティクスSBS東芝ロジスティクス(東京都新宿区)と東芝エレベータ(川崎市幸区)は6日、SBS東芝ロジスティクスが新造した2基のコンテナを使い、東芝エレベータ府中工場(東京都府中市)で製造した製品の鉄道輸送を、東京・大阪間で開始したと発表した。発荷主となるメーカーが物流事業者と連携してモーダルシフトを進めることで、トラックドライバー不足や燃料問題など物流業界における課題解決に寄与し、互いにサステナビリティな経営につなげる。
両社はエレベーターの物流に伴うCO2排出削減を目的に、従来から中距離輸送において、通常コンテナより大量の輸送が可能な鉄道コンテナを活用したモーダルシフトを模索。このたび、SBS東芝ロジスティクスが新たに導入した31フィートウイングコンテナを使った関西地区への鉄道輸送を開始する。
両社はことし1月に東京・仙台間で鉄道コンテナによる輸送を始めており、今回の取り組みはその延長となる。数値的な目標として、鉄道・船舶を含めた環境配慮型の輸送を推進し、モーダルシフトの比率を24%から50%へと引き上げるとしている。
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