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アスクル、業務用液体商品の容器リユース実証実験

2023年4月10日 (月)

▲ロゴマーク(出所:アスクル)

環境・CSRアスクルとLoop Japan(ループジャパン、横浜市中区)は10日、リユース容器を使用した業務用商品販売プラットフォーム「Loop Professional for ASKUL」(ループプロフェッショナル・フォー・アスクル)の実証実験を3月から開始した、と発表した。

リユース容器を使用した業務用アルコール除菌剤や液体せっけんを新たに設定し、販売・配送から使用済み容器の回収、洗浄、消毒、メーカー工場への運搬、充てん、再販売までの一連の流れをアスクルの物流・流通システムを活用して実現する。アスクルの物流子会社であるアスクルロジストのドライバーが、商品配達時に容器の回収も行う。利用者は、使用済みの容器を袋に入れて封をした状態で容器を手渡す。

実証実験は、2023年末まで実施予定。首都圏から始め、対象エリアを順次拡大する。この実証実験は、東京都の「革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」の補助金対象事業に選定されており、「誰でも利用しやすいリユースモデルの構築と、プラスチックの廃棄削減」を目指す。実験を通じ、回収・洗浄・充てんなどのオペレーション上の課題を抽出するとともに、各プロセスのコストの検証と顧客ニーズの収集を行う。

▲実証実験の概要(クリックして拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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