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郵船ロジ、ロシア・ナホトカ市に支店開設

2012年10月3日 (水)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは2日、ロシア郵船ロジスティクスが同国ナホトカ市に極東支店(ファーイーストブランチ)を開設し、9月17日から営業を開始したと発表した。欧州とアジアをつなぐ要衝の拠点として、極東で高まる物流ニーズに対応する。

ナホトカ市はロシア沿海地方第2の都市で、ウラジオストク空港から車で3時間の場所に極東支店を開設した。主要港のボストチヌイ港は、コンテナターミナルからシベリア鉄道ナホトカ支線への引込線が敷設されており、基幹インフラが充実しているほか、同港を経由するアジア太平洋発着貨物の海の玄関口として注目が高まっている。

ロシア郵船ロジスティクスはこれまで、モスクワやサンクトペテルブルクなど欧州側都市を中心に展開していたが、ユーラシアとアジア太平洋をつなぐ物流ニーズの高まりを受け、極東支店を開設することにしたもの。

同支店では、自動車関連品や消費財の海上フォワーディング、シベリア鉄道を利用したロシア内陸部・CIS諸国への配送、輸出入通関を組み合わせた多彩な物流ソリューションを提供する。また、地理的優位性を生かし、アジア太平洋地域とロシア内陸へのゲートウェーに位置付ける。