サービス・商品矢崎エナジーシステム(東京都港区)は12日、ドライブレコーダー一体型のデジタルタコグラフ「YDX-8」を5月29日に発売すると発表した。また同時に、ドラレコ、デジタコの取得データをクラウド上で管理でき、IT点呼システムを実装した新しい運行管理システム「ESTRA-Web2」の提供を開始する。
YDX-8は、運行管理、車両管理、労務管理機能に加え、最大10のカメラの接続が可能なドラレコ機能に、AI(人工知能)を利用した画像認識機能、赤信号侵入や運転中の通話を検知する機能が備わっており、ドライバーの安全運転を支援する。豊富なインターフェースを搭載し、衝突防止補助機器や庫内温度管理機器など、従来製品よりも多くの機器と接続できる仕様とした。
ESTRA-Web2は、従来の運行管理システムの上位版として提供する。デジタコ、ドラレコで取得したデータをクラウド上で管理し、ウェブ上で状況を可視化できる機能のほか、新たにIT点呼システムを実装。また、APIの実装により、外部システムとの接続性を向上させた。運行データの検索機能の強化や、評価項目を自由に設定できる仕様を追加するなど、利便性を高める機能も追加した。
同社は、1999年に国内初となるデジタルタコグラフの型式を取得。これまで60万台を販売してきたとしている。
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