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南日本運輸倉庫、システムコンサル企業と提携

2022年7月7日 (木)

(イメージ)

フード南日本運輸倉庫(東京都中野区)は7日、システムコンサルティングのファーストオーダー(東京都北区)と資本業務提携に係る契約を締結したと発表した。

スマートフォンやクラウドなどを活用した物流システムの開発により、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やフードロスなどの社会問題の解決を支援する狙い。食材を「食卓に一番おいしい状態」で配送するビジネスを強化するため、食品コールドチェーン物流向けパッケージ・ソフトの新規開発を進める。

南日本運輸倉庫が1975年の創業から向き合ってきた食品物流の諸問題と、ファーストオーダーが開発するクラウドを基盤としたトータルソリューションを掛け合わせることで、ロジスティクス業界が抱える人員不足などに対応した業務効率化や生産性向上の実現につなげるほか、食品物流システムの外販にも取り組む考えだ。

物流業界では、DX推進による業務効率化を急ピッチで進める動きが広がっている。その手段として、ITシステムを専門に手がける事業者と連携を模索する機運が高まっており、今回の提携もこうした動きを象徴する事例だ。