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23年2月期決算発表

ラサールロジ、高い稼働率維持、賃貸需要続く

2023年4月17日 (月)

財務・人事ラサールロジポート投資法人は17日、2023年2月期の決算短信を発表した。運用期間は22年9月1日から23年2月28日までの181日間で、売上高は109億8200万円、営業利益は56億9700万円、経常利益は50億9900万円、当期純利益は50億9800万円となった。

先進的物流施設の賃貸市場動向について、同投資法人は「サード・パーティ・ロジスティクス(3PL)事業者を中心とした築古拠点の集約や統合、新規拡張、用途の多様化などが続いており、全国的な物流網の構築が需要拡大を後押ししている。首都圏の物流施設市場は、過去最高水準の新規供給が続き、空室率は上昇基調にあるものの、幅広い業種からの賃貸需要は継続している。近畿圏の空室率は低水準に留まり、需給のひっ迫が続いている」と指摘。

同投資法人は、期末までの保有19物件(合計取得価格3578億2900万円、賃貸可能面積148万887平方メートル)を運用しており、ポートフォリオ全体の稼働率は99.3%と良好な状況。テナント数は173社で、分散が図られている。23年2月17日に合わせて151億1000万円の借入金返済を行い、同額の新規借入金を調達した。その結果、有利子負債の残高は1606億2000万円となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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