日本郵便、福島県会津美里町と見守り実証事業

調査・データ福島県会津美里町と日本郵便は24日、同町内でICT技術を活用した高齢者向け見守り事業「スマートスピーカーを活用した高齢者など見守り実証事業」を実施すると発表した。この取り組みは、日本郵便が提供する「スマートスピーカーを活用した郵便局のみまもりサービス」を活用して行われる。

会津美里町では、少子高齢化に伴うひとり暮らしの高齢者世帯の増加や認知症の進行、生活意欲の低下が課題となっており、この実証事業を通じて、「健やかで人にやさしいまちづくり」の実現を目指している。

実証事業は、2023年5月15日から6月14日までの期間で行われ、対象者は会津美里町内の高齢者となる。日本郵便が開発・管理するウェブアプリケーションとAlexa（アレクサ）スキルを用いて、利用者の生活状況や服薬状況、食事や睡眠の状況を確認する。

▲実証事業のイメージ（出所：日本郵便）

利用者の家族は、スマートフォンやタブレットを通じて生活状況の確認や写真・動画・メッセージの送信ができるほか、ビデオ通話が可能だ。利用者は、音声・ビデオ通話機能を活用し、家族と非対面・非接触でコミュニケーションを取ることができるだけでなく、ニュースやラジオ情報などのエンターテインメント機能も利用できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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