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最終用途別分類などのドローン物流市場最新動向

2023年4月27日 (木)

調査・データレポートオーシャンは27日、ドローン物流市場の最新動向と主要プレイヤーに関する調査結果を発表した。市場の成長は、時間効率の良い配送サービスへの需要の高まりと、ラストマイル配送でのドローンの需要増加によるものだが、サイバーセキュリティや飛行時間の問題が市場規模の拡大を阻害している。一方、更新された政府の規制枠組みが成長機会を提供すると予想されている。

近年、物流・電子商取引市場が急成長し、アマゾンやDHLなどの大手企業がドローン配送システムを導入している。市場はコンポーネント別(ハードウェア、ソフトウェア、サービス)、アプリケーション別(倉庫・保管管理、輸送管理)、最終用途別(商業用、軍隊用)、地域別に分類されており、2023年にはハードウェアが市場をリードするとされている。

また、倉庫、保管管理分野がアプリケーションで、商業用分野が最終用途で市場をリードしている。パンデミックの影響でサプライチェーンが混乱し、物流関係者は運用コスト削減や環境負荷の軽減を目指してドローン技術を検討している。

世界各国の航空行政は、商用配送会社にドローン配送サービスの提供を認めており、例えば19年4月にアメリカの連邦航空局はAlphabet傘下のWing社にドローンを使った商用配送を許可した。これにより、世界中の商業、物流組織がドローン配送システムの開発への投資を促進し、効率向上やコスト削減を図っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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