事件・事故全日本トラック協会は4月28日、事業用トラックが第一当事者となる交通死亡事故の、2022年の分析結果をまとめた。それによると、同年の死亡事故件数169件のうち3割にあたる51件で、事故直前の速度を表す危険認知速度が20キロ以下だったことがわかった。内訳は10キロ以下が15件、11〜20キロが36件。
事故類型別の統計では、車両同士で起こした死亡事故は79件あったが、うち「駐・停車中」が13件(16.5%)、「出会い頭衝突」が12件(15.2%)、「左折時衝突」は11件(13.9%)あった。