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ピースピッキング市場は2035年まで年63%拡大

2023年5月9日 (火)

調査・データ調査会社のSDKIはこのほど、商品を在庫コンテナからオーダー別にコンテナやコンベヤーに自動ピッキングするピースピッキングロボットに関する調査結果をまとめた。それによると、同市場は2022年の500万米ドルから、35年までに年平均63%のペースで成長するとしている。調査はあらゆる規模の535人の市場関係者を対象に行った。

同調査によると、ピッキング業務において従業員が倉庫内を移動する時間はピッキング時間全体の半分を占め、コスト面でもオペレーション費用の半分以上にあたることなどから、自動化ソリューションサービスの成長や人件費の高騰などが、同市場の成長をけん引するとしている。また、物流需要の高まりから労働者の獲得競争が激しくなり、労働者の確保や訓練などにかかる人件費はこれまで以上に高騰する。このような背景から、同市場は22年から35年まで63%の高成長を遂げると予想されている。

日本、中国、インド、ドイツなどの国は35年までに、同市場で大きな市場を保持し、顕著な成長を見せると予想されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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