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日本郵船4隻目のLNG自動車船が名古屋などに入港

2023年5月16日 (火)

▲LNGバンカリングを受けるワイルドローズリーダー(出所:日本郵船)

国内日本郵船は16日、同社にとって4隻目となるLNG(液化天然ガス)燃料自動車専用船「WILD ROSE LEADER」(ワイルドローズリーダー)が、10日に名古屋港、15日に三重県の四日市港に初入港したと発表した。

この船は、同社が招商局南京金陵船舶(中国南京市)に発注した4隻のLNG燃料自動車専用船の2番船となる。同船は名古屋港に入港後、セントラルLNGマリンフューエル(三重県川越町)が運航するLNG燃料供給船「かぐや」からバンカリングを受け、これが名古屋港において初めてのLNG燃料供給船によるシップトゥシップ形式でのLNGバンカリング実施例となった。

日本郵船では、グループの外航海運事業における温室効果ガス(GHG)排出量削減の長期目標を「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」と定め、将来的にアンモニアや水素など、より環境負荷の低い船舶用燃料を使用するゼロエミッション船の投入を目指しているが、まずは低炭素燃料であるLNG燃料をゼロエミッション船が実現するまでのつなぎと位置付け、2028年までに合計20隻の新造LNG燃料自動車専用船の竣工を進めていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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