産業・一般小松製作所(コマツ)は15日、豊田通商とともに、中国最大の石炭企業である神華集団有限責任公司傘下で内蒙古自治区の「神華ジュンガル能源有限公司」向けに、超大型ダンプトラック930Eを44台を受注したと発表した。コマツと豊田通商は神華ジュンガル能源有限公司に対し、2004年から66台のコマツの鉱山機械を納めている。
中国は昨年の年間生産量が30億トンを上回る世界最大の石炭産出国で、露天掘り鉱山開発の比率が近年伸びてきているため、「今後も露天掘りの現場で多く使用される超大型鉱山機械の需要が増加することが見込まれる」としている。