水素小型エンジン研究でバイクメーカー4社が協働

M&A国内バークメーカー大手のカワサキモータース、スズキ、本田技研工業、ヤマハ発動機の4社は17日、二輪車や軽自動車、小型船舶、ドローンなど小型モビリティー向け水素エンジンの基礎研究を目的とした「水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合」（HySE、ハイス）の設立について、11日に経済産業省の認可を得たと発表した。4社は水素小型エンジンの開発と普及に向けて共同研究を開始する。

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脱炭素社会の実現に向け、水素エンジンを搭載したモビリティーの実用化に向けた研究開発が加速している。一方で、水素には燃焼速度の速さに加え、着火領域の広さから燃焼が不安定になりやすい性質があり、小型モビリティーでの利用にあたっては燃料搭載スペースが狭いなどの課題がある。ハイスはガソリン燃料エンジン開発で培った各社の知見と技術を連携させ、小型モビリティー用水素エンジンの設計指針の確立など基礎研究に取り組む。

同研究には、技術研究組合「CO2フリー水素サプライチェーン推進機構」（HySTRA、ハイストラ）の主幹事としてノウハウを持つ川崎重工業、四輪車用大型水素パワーユニットの実験や解析、設計などのノウハウを有するトヨタ自動車が参画する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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