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エレベーター輸送用のW連結トラ拡充、フジテック

2023年5月18日 (木)

ロジスティクスエレベーターやエスカレーター、動く歩道などを製造するフジテック(滋賀県彦根市)は18日、彦根市のエレベーター工場から首都圏に出荷するエレベーター製品の輸送に、1車両でトラック2台分の荷物を運ぶ「ダブル連結トラック」を新たに2車両導入し、今月下旬から運用を開始したと発表した。効率的で安定した物流体制の構築により、サプライチェーンの強靭化を図る。

フジテックでは2021年3月から幹線輸送にダブル連結トラックを2車両採用しており、他社との共同運送便として東京・滋賀・大阪間の運搬を実施してきた。今回はこの共同運送便2車両に加え、同社の専有便としてダブル連結トラック2車両を導入、自社滋賀工場と東京間のエレベーター製品輸送の効率化・安定化を目指す。

▲ダブル連結トラックの走行イメージ(出所:フジテック)

物流業界では、ドライバーの深刻な労働力不足が物流の停滞を招き、経済活動のボトルネックなることが懸念されており、ダブル連結トラックは長距離輸送で1人のドライバーが大型トラック2台分の荷物を輸送できることから、2024年問題への対応策の一つとされている。同社はダブル連結トラックを「社会・パートナー企業・自社のすべてにとって利益のある“三方良し”の輸送方法」として、今後も積極的に活用を検討していく考えを示した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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