ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ワンビシ、防災ホテルと提携、災害時長期滞在を支援

2012年10月16日 (火)

話題ワンビシアーカイブズは16日、四季の湯温泉ホテル・ヘリテイジを運営するヘリテイジ(埼玉県熊谷市)と提携し、11月1日からワンビシデータセンター利用者に対して、災害時の長期滞在支援を開始すると発表した。

災害時のシステム復旧作業・事業継続に伴う長期滞在に際し、データセンター近隣に位置するホテル・ヘリテイジの宿泊施設、食事、移動手段などを優先的に利用できるようにする。

ホテル・ヘリテイジは「防災ホテル」として、災害時の救助復興支援などの取り組みを進めている。

東日本大震災以降、企業・団体のBCP(事業継続計画)の取り組みが進む一方、移動手段や宿泊・食事など、実際にその場所で人員が働くために必要な環境まで用意しておかないと機能しないという、より実践的な課題が見えてきている。

このため、災害時に集まる人員の移動手段や滞在環境を懸念する顧客のニーズに対応し、ホテルと提携したもの。

ホテル・ヘリテイジは、都心から90分と近いリゾートホテルで、温泉・プール、研修会議室などが充実している。また、バス、ヘリコプターなど公共機関に頼らない移動手段を保有し、水、電気、燃料の確保など災害時の受け入れ体制に力を入れている。

訓練時には、通常料金よりも割安な料金でホテルを利用できる。