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キユーソー流通、AI契約審査プラットフォーム導入

2023年5月23日 (火)

サービス・商品法務知見を持つデジタルシステム会社のLegalOn Technologies(リーガルオンテクノロジーズ、東京都江東区)は23日、キユーソー流通システムがAI(人工知能)契約審査プラットフォーム「リーガルフォース」を導入し、従来は3営業日を要していた契約審査依頼をほぼ即日で対応できるようになったと発表した。

(出所:LegalOn Technologies)

キユーソー流通システムでは、法務課5人が月50件程度の契約審査や英文契約書を作成。経験者に仕事が集中することで属人的な運用になっており、契約審査の品質を客観的に評価できない課題があった。同システム導入の結果、「条文検索」を活用して締結済みの契約書の言い回しを参考にすることで、説得力のある修正案の作成が可能に。さらに、リーガルフォースのレビュー結果を参考にチェック項目を可視化することで、メンバーの知識の底上げに寄与するとしている。

リーガルフォースは、契約類型別のチェックリストと契約書の照合を自然言語処理などの技術により自動的に行い、条文の抜け漏れや条項内の過不足を瞬時に提示し、抜け漏れや見落としを予防。そのほかにも、契約業務の品質向上と効率化を同時に実現する機能を搭載している。2021年1月に正式版の提供を開始し、22年9月時点で2500社を超える企業が有償利用している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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