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全ト協分析、トラック事業増収も燃料高で減益

2023年5月25日 (木)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)は25日、全国のトラック運送事業者における「令和3年度経営分析報告書」を公開した。

経済活動の再開により、貨物輸送量は回復傾向となり、売上高及び営業収益は回復基調で推移、営業収益では前年度比4.8%増加したものの、燃料価格高騰によるコストアップが影響し、営業損益は0.9%減少と前年度比0.5ポイントの悪化となり、業界全体としては増収減益となった。

また、コロナ禍での業績回復は大規模事業者が中心であり、中小規模事業者の業績回復力は依然として鈍く、厳しい状況が継続しているなど、事業規模による格差が大きいことも指摘し、今後、コロナ助成金が廃止されれば、経常損益がさらに押し下げられ、持続的なトラック物流の提供にも甚大な影響を及ぼす懸念があるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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