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フォーク国内販売が低調、豊田織機の出荷停止で

2023年5月26日 (金)

(イメージ)

調査・データ日本産業車両協会(JIVA)が25日に発表した4月のフォークリフト統計によると、バッテリー式、ガソリン式とディーゼル式を含むエンジン式の国内向け総販売台数は前年同月比10.6%減の5682台と低調だった。バッテリー式は横ばいで推移したが、エンジン式は同37%減と大幅に減少した。

エンジン式の低調は、3月に豊田自動織機の国内市場向けディーゼルエンジン式フォーク用エンジンの排出ガス性能試験で不正が確認されたことで、ディーゼルエンジン2機種、ガソリンエンジン1機種が出荷停止となったことが原因とみられる。この傾向は今後も続くと予想され、エンジン式の需要が元々低下していたこともあり、バッテリー式への移行を促進する可能性もある。

輸出もことしに入り低調が続いており、総販売台数は29.9%減の2845台。うちエンジン式は39.9%減、バッテリー式も6%減となった。

総生産台数は前年同月比19.1%減の8764台だった。内訳はバッテリー式が同0.9%減の5883台、エンジン式が41.1%減の2881台。総台数は前月比で11.4%の減少だが、季節調整値では上昇した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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