サービス・商品商社向けの自動発注システム「α-発注」(アルファ発注)を提供するinfonerv(インフォナーヴ、東京都杉並区)は26日、同システムに商品ごとの在庫分析機能を強化したと発表した。これにより、アルファ発注に登録されたデータをAI(人工知能)が自動で集計・分析し、発注量を決める際の参考データを簡単に確認できる。
同システムでは、出荷数や在庫量などの推移を日別・週別・月別で絞って、集荷数の増減や最近の販売傾向、需要が高まる時期などを視覚的に把握できる。さらに、今後の出荷予定数や在庫量の減少予測など、AIが予測した未来の情報も確認でき、オーダーから完了までの期間が長い商品を扱っている事業者の適正な在庫管理に寄与する。
在庫不足または過剰在庫を避けるには、発注量を決める際に長期的な在庫推移や直近の売れ行き変化などを素早く把握する必要があるが、エクセルなどでデータを加工・集計・分析するのが一般的で、発注業務工数の増大要因となっている。同システムでは、AIがさまざまな状況を判別して適切な発注量を自動で算出するが、発注量の妥当性を人が確認してから確定する使い方も増えている。今回の分析機能のアップデートによって、より視覚的に確認しやすくなった。

▲アルファ発注の画面イメージ(出所:インフォナーヴ)
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com