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運輸業の生成AI導入は1割、半数が否定派

2025年8月29日 (金)

調査・データ現場DX(デジタルトランスフォーメーション)サービス「KANNA」(カンナ)を展開するアルダグラム(東京都港区)は8月29日、運輸業に従事する500人を対象に実施した生成AI(人工知能)の活用実態調査を公表した。調査によると、生成AIの認知度は86.8%と高い一方で、業務での活用率は12.7%にとどまり、「必要性を感じない」(46.7%)という意識の壁が最大の導入阻害要因であることが分かった。

6月に実施した調査では、生成AIを利用している層の85.5%が「週1回以上」利用しており、そのうち9割が業務効率向上を実感。特に「業務時間の短縮」(70.9%)を効果として挙げる割合が高く、文章作成や情報収集に加え、配送スケジュール管理など運輸業特有の業務への応用も始まっている。一方で非活用層では「技術やコスト」よりも「必要性を感じない」ことが導入を阻む主因となっており、活用者と非活用者の間に認識ギャップが存在する。

利用ツールでは「ChatGPT」が69.1%と最多で、「Gemini」も45.5%が利用されるなど、複数サービスを使い分ける動きも広がっている。今後の活用意向は「機会があれば検討したい」「会社方針次第」とする中立派を含め50.4%が肯定的である一方、「全く活用したくない」「あまり活用したくない」との否定派も49.6%に達し、賛否が拮抗する状況だ。

調査結果は、2024年問題を背景とする労働力不足や輸送力低下に直面する運輸業で、生成AIが業務改善に寄与する可能性を示す一方で、その価値がまだ十分に浸透していない現状を浮き彫りにしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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