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陸運送業の労災防止運動、全ト協が7月に実施

2023年5月31日 (水)

環境・CSR全日本トラック協会(全ト協)は5月31日、「陸上貨物運送事業夏期労働災害防止強調運動」を、7月1日から31日まで全国的に実施すると発表した。

重点として取り組むのは、最大積載量2トン以上の貨物自動車への昇降設備の設置や保護帽の着用、テールゲートリフターの操作に伴う特別教育の義務化など、ことしから来年にかけて施行される改正労働安全衛生規則などの内容の周知徹底。同時に改正された荷役ガイドラインに基づき荷役労災防止対策を推進する。

死亡災害が増加傾向にある交通労働災害の防止については、「交通労災防止のためのガイドライン」の周知や交通労働災害防止担当管理者教育の実施、さらに高齢労働者の安全と健康確保のためのセミナーを実施することを掲げている。職場における自主的な安全衛生活動、例えば危険予知活動やリスクアセスメントなどの定着を図る。

夏場は職場での熱中症による災害を防ぐため、厚生労働省が推奨する「STOP! 熱中症・クールワークキャンペーン」を踏まえた取り組みを行う。健康診断の有所見率が高い水準で推移していることから、長時間の時間外労働を行った者に対する医師による面接指導、ストレスチェック、メンタルヘルス対策、腰痛災害防止などの取り組みも推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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