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サマンサタバサが物流改革、拠点統合でコスト削減

2023年6月1日 (木)

ロジスティクスバッグやジュエリーなどファッションブランドのサマンサタバサジャパンリミテッドは5月31日、今後の事業計画をまとめた。そのなかでロジスティクスの改革案も掲げており、物流拠点の統合や店着物流の効率化、WMS(倉庫管理システム)導入の検討などに着手するとしている。

同社はファッション業界内でも物流経費率は水準以下であると課題認識しており、現状8.4%のところを5%台に改善することを目指す。ことし2月末時点で5拠点に分散している拠点を1拠点に統合し、倉庫スペースの有効活用や、配送・管理コストを低減する。

具体的には、これまでブランド別に点在していた倉庫でそれぞれ小口配送を行っていたが、ことし9月には拠点を統合して集中配送センターとし、出店店舗単位の配送に移行する。また、WMSを導入してシステム連携することで、庫内作業の効率改善も検討していく。

サマンサタバサは、2ブランドを結合する「結合型店舗」、3あるいは4ブランドを統合する「統合型店舗」、主要5ブランドを展開する「総合型店舗」など業態開発による新店舗モデルを展開する。ブランディング効果に加え、個別展開していたブランド店舗を新店舗に移すことで、人件費や販管費の節減、物流効率化による物流費などの削減効果が期待できるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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