サントリーHD、製品の物流管理システムを刷新

荷主サントリーホールディングス（HD、大阪市北区）は19日、製品の物流管理システムを刷新したと発表した。新システムは同日から首都圏で導入され、年内に全国での稼働開始を目指す。

同社の物流管理システムに、各物流企業が持つ車両の位置情報を自動でタイムリーに収集し、把握する機能を新たに搭載。これにより各トラックの配送状況が即時に把握できるため、物流企業の従業員、ドライバーの問い合わせ対応の時間を年間で計6万時間削減できる見込み。

（出所：サントリーHD）

酒類、飲料を製造・販売するサントリーグループでは、年末年始やゴールデンウイーク、夏季などに配送量が大幅に増加。それに伴いトラックの現在地などの配送状況を確認する頻度も高まり、その対応は物流企業・ドライバー・当社それぞれの負担となっていた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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