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NEDO、IT融合プロジェクトにJILSなどの提案採択

2012年10月25日 (木)

メディカル新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は25日、ITデータの活用で新産業の創出を目指す「IT融合プロジェクト」について、公募を行った結果、フィージビリティスタディなどを実施するものとして4分野18件のテーマを採択した、と発表した。

IT融合プロジェクトでは都市交通、ヘルスケア、農商工連携、データ処理基盤の4分野で開発に取り組む。このプロジェクトで、脳画像、臨床情報などからアルツハイマー病の超早期診断と正確な診断に基づく先制医療を可能とする技術の実用化など、IT融合による新産業創出を目指す。

都市交通分野で採択した6件の提案のうち、「地域の医療・介護サービスなどを高齢者らに届ける新たな都市内交通システムの構築」は、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)や早稲田大学環境総合研究センターなどが応募した。

プロジェクトは今年度から2016年度まで、総事業費98億円規模で展開する。