古河ロックドリル系列、米物流拠点新設で事業強化

拠点・施設古河機械金属は23日、同社グループの中核事業会社で、ロックドリル部門を担う古河ロックドリル（東京都千代田区）の関係会社であるFurukawa Rock Drill USA（FRD USA、米国オハイオ州）が、ネバダ州にサービス・物流拠点を新設したことを発表した。

FRD USAは、北中米エリア向けに油圧ブレーカ、ブラストホールドリル（発破用の孔をせん孔する機械）などを販売し、部品供給や油圧ブレーカ整備事業、メンテナンスサポート業務を展開。「大型ブラストホールドリルの北米市場開拓」を重点課題としてきたが、北米の景気刺激策やインフラ投資により、今後も需要は堅調と見込まれることから、西部地区爆砕業者への販売を強化するため、ネバダ州リノ市にサービス・物流拠点を新設することとなった。

▲新設拠点の外観（出所：古河機械金属）

これによって、これまで日本から輸出した製品を米国東海岸からオハイオ州にあるFRD USAを経由して各地区へ供給していたものを、西海岸の新拠点から西部地区へと供給することが可能となり、北米西部エリアの顧客に対しての拡販、サポートを強化していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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