ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

TW、「貿易手続きの電子化」が閣議決定文書に記載

2023年6月27日 (火)

ロジスティクス貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」(トレードワルツ)を運営するトレードワルツ(東京都千代田区)は27日、同社が推進する「貿易手続きの電子化」が、ことし6月16日に閣議決定された政府重点施策「骨太の方針」と「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」へテーマアップされたと発表した。

同社によると、貿易手続きの電子化については、これまでも各省庁が取り上げていたが、閣議決定された政府全体の重点施策に記載されたのは初だという。新型コロナやロシア関連の事象が発生する中、必要なものを必要な時に、必要なところへ供給するサプライチェーンの強靭化ニーズは高まっている。また、地球温暖化問題に取り組むためには、物流部分におけるCO2排出量の測定と可視化が重要視されており、それらに貢献する貿易情報のデジタル化が注目されているという。

(出所:トレードワルツ)

骨太の方針とは政府の経済政策の基本方針を示す文書を指し、機動的なマクロ経済運営で経済回復を実現しつつ、新しい資本主義の実現に向けた、計画的で重点的な投資や規制・制度改革を行い、成長と分配の好循環を実現するという岸田内閣の全体像。

新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画は、岸田政権が掲げる新しい資本主義の基本的な考え方と実行計画をまとめたもの。スタートアップやグリーントランスフォーメーション、資産所得倍増について、複数年度にわたる具体的なプランを本年中に策定し、実行することを目指す。

■骨太の方針(出所:2023年6月16日閣議決定)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2023/2023_basicpolicies_ja.pdf

■新しい資本主義(出所:2023年6月16日閣議決定)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2023.pdf

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com