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イノフィス、人工筋肉搭載のアシストスーツ発売

2023年6月27日 (火)

▲マッスルスーツSoft-Power着用イメージ(出所:イノフィス)

サービス・商品東京理科大学発ベンチャーのイノフィス(東京都八王子市)は、医療用サポーターなどを展開する日本シグマックス(東京都新宿区)と共同開発したアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)」を全国の販売代理店やマッスルスーツブランドサイト内のECショップにて販売を開始すると発表した。

同社によると、人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、腰の負担を35%軽減し、製造・物流倉庫での持ち上げ・持ち運び作業や介護現場でのつらい姿勢維持、農作業の前傾姿勢など、腰への負担を軽減する。

本体重量は430グラムで、歩く・しゃがむなど動きの多い作業に適する。身体への接触面積が小さいため暑さを感じにくく、夏場も気軽に着用できる。肩のバックルでサポートをオン・オフに切り替え可能で、着用したままでの車両運転も可能。

アシストスーツは「外骨格型」と「サポーター型(内骨格型)」に分けられる。外骨格型は、バネや空気圧などを使って人工的に筋肉のような作用を作り出す。補助力が強いが、外骨格部分(フレーム)が大きいため、作業スペースが狭い場所では動きにくさを感じ、サポーター型よりも価格帯が高いという特徴がある。一方でサポーター型は、軽くて装着しやすく、動きの自由度が高く安価だが、補助力は外骨格型に劣る。

この度開発したアシストスーツは、サポーター型にイノフィスが培った人工筋肉の技術を搭載し、サポーター型のような軽さと自由度の高さを持ちつつ、しっかりとしたアシスト力を実現した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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