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ボルボ・カーズがマースクのエコ海上輸送を活用

2023年7月6日 (木)

国際大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は4日、ボルボ・カーズが同社のエコ海上輸送を採用したと発表した。マースクのエコ海上輸送である「ECO Delivery Ocean」では、船舶の化石燃料を廃棄物原料をベースとした次世代バイオディーゼルで代替し、海上輸送における温室効果ガス(GHG)排出量をオフセットなどの代償措置なしに直接削減できる。

今回のエコ海上輸送によるソリューションは、中国・ヨーロッパ・アメリカ大陸に拠点を置くボルボ・カーズの製造工場向けの生産資材の海上コンテナ輸送などに使用され、最初の輸送は6月に開始されている。マースクによると、ボルボ・カーズは今後12カ月間で、GHG排出量を2万8000トン削減できるという。

マースクとボルボ・カーズは、2040年までにGHGの総排出量を正味ゼロにする目標を掲げており、今回の協力関係により脱炭素化の目標達成に向けて前進するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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