サービス・商品ウェザーニューズは19日、個人や企業などが早めに台風に備えられるよう、同社の気象情報サービス「ウェザーニュース」のオプションとして、15日先までの台風の存在確率を地図上で確認できるサービスを開始したと発表した。
新サービスは、気象情報サービス「ウェザーニュース」の専門情報拡充プラン「ウェザーニュースPro」(有料)に新機能として追加された。
新機能では、同社の台風解析専門チームが世界各国の気象予測モデルの結果をもとに、独自に構築したロジックに基づいて台風発生の確率を予測する。予測した確率は15日先まで、5日ごとに地図上で確認できる。
台風の中心が存在する可能性の高いエリアが地図上に色分けして表示されるため、視覚的に台風リスクを把握でき、さらに台風の発達に重要な海面水温の分布や台風の卵となる雲の様子がわかる気象衛星画像も重ねて表示できる。これによって、なぜ、そのエリアで台風が発生する可能性があるのかがわかる。気象庁が発表する台風情報は発生の24時間前から最長で5日先までとなっており、新機能を使えば、気象庁の発表を待たずに、早い段階から台風リスクを把握し対策を検討できるとしている。
また、ウェザーニュースProではすでに、専門的で詳細な台風関連情報を備えている。「台風進路・暴風域予測」では台風の接近・通過によって暴風域・強風域に入るリスクを予測。登録した地点と台風との距離や、最接近する時間、距離、暴風域・強風域に入る時間帯などの予測情報を確認できる。また、世界各国の気象機関による8種類の予測を比較確認でき、気象状況の変化にも備えられる。同社は、こうした既存の機能と新機能を組み合わせることで、早めに具体的な対策を講じられるようになり、被害の軽減を図れるとしている。
「ウェザーニュースPro」の料金は、1アカウント月額680円から、となっている。
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