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マースク、ネスレの海上輸送GHG排出を80%減

2023年12月7日 (木)

国際海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は6日、食品・飲料メーカーのネスレ(スイス)の輸送における海上コンテナにエコデリバリーを適用し、従来の化石燃料を使用した輸送と比較して80%以上の温室効果ガス(GHG)を削減すると発表した。

エコデリバリーは廃棄原料をベースとしたバイオ燃料などのグリーン燃料を使用して海上輸送を行い、GHG排出削減の証明書を荷主に発行するサービス。ネスレは2050年のGHG排出実質ゼロ化に向け、他社が請け負う物流などで発生するスコープ3の排出を削減する取り組みを推進しており、飲料水やコーヒーの輸送では21年からエコデリバリーを採用している。

マースクはネスレの物流パートナーとして陸上輸送の脱炭素化も検討しており、EV(電気自動車)トラックや鉄道などの試験運用も実施している。

(出所:APモラー・マースク)

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LOGISTICS TODAY編集部
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