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サービス・商品AI（人工知能）輸送管理プラットフォームを手がけるShipsy（インド）は20日、テクノロジーコンサルティング大手のTech Mahindra（同）と提携し、英国でのサプライチェーン高度化を進めると発表した。両社はAIを核とした物流エコシステムの構築を目指し、企業が求める効率性、俊敏性、持続可能性の実現を後押しする。
今回の協業では、ShipsyのAI駆動型オーケストレーション技術とTech Mahindraのシステム統合・DX（デジタルトランスフォーメーション）の知見を融合。EC（電子商取引）需要の拡大や地政学リスクに直面する物流現場に対し、可視性向上や意思決定の高度化を提供する。すでに英国の新聞・雑誌流通業者Smiths Newsでは、AIを活用した早朝配送の精度向上を実現している。
英国は世界3位の規模を持つEC市場で、2030年までに9億2790万ドルに達する見通し。こうした成長市場を背景に、両社の提携は小売業者や物流事業者に競争優位をもたらすとみられる。Shipsyは自律型サプライチェーンを支えるプラットフォームとして世界30か国以上で導入実績があり、今回の取り組みを通じて欧州市場での存在感を一層強める構えだ。
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