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マースク、北欧小売ユーロプリスの輸送を脱炭素化

2023年11月15日 (水)

国際海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は14日、ノルウェーの小売大手ユーロプリスの海上輸送で、温室効果ガス(GHG)排出を大幅に削減するグリーン燃料を使用した輸送サービス「エコデリバリー」を適用したと発表した。これにより、ユーロプリスは海上輸送におけるGHG排出を80%以上削減した。

▲ユーロプリス店舗(出所:APモラー・マースク)

ユーロプリスはノルウェーで260店舗以上のスーパーマーケットを展開しており、マースクにとってはアジアからのコンテナ輸入における最大顧客として、長年にわたるパートナーシップを築いている。エコデリバリーをユーロプリスの海上輸送に適用することで、ことしのGHG排出をCO2換算で3270トン、2024年は6250トン削減するとしており、これは従来の化石燃料での輸送と比べ80%以上に相当するという。

エコデリバリーは化石燃料に代わる次世代グリーン燃料を使用した海上輸送によってGHG排出を抑制するサービスで、GHG削減分の証明書を顧客に発行する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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