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ドライバーの睡眠質を解析、両備HDと帝人が提携

2023年7月12日 (水)

環境・CSR両備ホールディングスと帝人フロンティアは12日、両備ホールディングスの社内カンパニーの両備トランスポートカンパニーのトラックの乗務担当社員を対象に、睡眠の質改善をサポートする取り組みを開始すると発表した。

▲MATOUS SS(出所:両備 HD)

使用デバイスである睡眠センサー「MATOUS SS」(マトウスエスエス)は、ウオッチ型デバイスのように身体に装着することなく、寝具の下に設置して就寝するだけで睡眠中の寝返りなどの体動情報や心拍・呼吸数などを計測する。さらに睡眠状態分析アプリ「MATOUS SC PRO Sleep」(マトウスエスシープロスリープ)で、バイタルサインや入眠から起床までの睡眠時間や睡眠サイクル、中途覚醒などのデータを独自のアルゴリズムで解析し睡眠の質を判定。

この取り組みは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査受診経験者と業務に不慣れな新人トラック乗務担当社員を対象に開始。対象者は就寝時にマトウスエスエスを設置し、起床時にマトウスエスシープロスリープが解析したデータをアプリ内のセルフチェックシートに入力する。睡眠状態の変化を確認し、データに基づく専門家によるアドバイスなどにより睡眠習慣を振り、睡眠の質向上につなげる。

測定データは帝人フロンティアの専用サーバーで蓄積・解析され、健康指標の一つとして両備ホールディングスへレポートされるため、全社的に睡眠健康度の把握が可能になる。今後は、両備グループのバスやタクシーの乗務担当社員へ適用を拡大していくという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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