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レンタルパレットの循環型共同PF、11月に運用開始

2023年7月14日 (金)

産業・一般ともにパレットレンタル事業を手がける日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)、ユーピーアールの2社は14日、パレットなど物流容器の循環型運用のサービス基盤として、2022年4月に共同開発することで合意した「X-Rental(クロスレンタル)オープンプラットフォーム」(XROP=クロップ)について業務提携契約を締結し、ことし11月から両社の顧客への提供を開始すると発表した。同プラットフォームの加盟する企業の募集も行う。

クロップは2社が持つIT基盤や人的リソース、輸送力を相互利用する目的で開発を推進し、両社顧客のさらなるコスト削減や業務負荷軽減を図るもの。既存顧客へのサービス提供案内を開始した後は、ほかのレンタル事業者や自社で物流容器を所有または運用する企業のプラットフォームへの加盟を募り、サービスの提供範囲を随時拡大していく。

クロップは物流容器の循環型運用に必要な3つのサービスから構成される。共通IT基盤の「クロスウェブ」は企業間で物流容器の共同利用や運用を支援するウェブアプリで、共通の拠点マスタとユーザーIDを使用し、多様なソリューションと連携。「クロスサポート」は企業を越えた問い合わせ対応サービスで、各種手続きなどをデジタル化する。「クロスロジ」は回収・納品の運送業務や、貸し出しや返却、保管、メンテナンスなどデポ業務などの物流サービスで、レンタル利用のコストを削減する。

▲X-Rentalオープンプラットフォームの概要(出所:日本パレットレンタル)

レンタルパレット2社がタッグ、サービス共同運営

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